「環境おじさん御饒舌会」開催しました
2016年 01月 09日
今日は「NPO法人エコ・リーグ」と「エコ・ファーストin関西」が主催の『環境おじさん御饒舌(おしゃべり)会』が開催され、私たちエコプラザのスタッフ5名で100名を越える方々に館内の各ゾーンのご案内をさせていただきました。環境問題に関心のある方ばかりなので、みなさんとても熱心にスタッフの説明に耳を傾けてくださいました。
■エコマークゾーン
エコマークの意味とエコマーク商品として認証されるのに必要な要件について説明し、展示されている認証商品を見ていただきました。また最近は、ホテルやカーシェアリングなどのサービスでもエコマークが認証対象になっていることをお伝えしました。ちなみに、エコマークを取得されている株式会社スーパーホテル様は「エコ・ファーストin関西」のメンバーです。
■食と環境ゾーン
徳寿工業株式会社(植物工場)のブースでは、「なぜ植物工場が必要か」「メリット」「今後の課題と対策」について解説しました。「省エネがどんどん進んできていること」、「水の使用量が少ないこと」、「農薬を使わないこと」などを説明し、この技術が進化中であることを理解していただきました。
伊東電機株式会社のブースでは、まず同社の主力製品であるパワーモーラーについて説明し、その応用例として植物工場の入庫から出庫までの様子をご覧いただきました。①無人化することで人件費を削減できる、②段数を多くすることで単位面積当たりの収穫量を増やすことができる、③搬送ロボットを制御することで運搬の効率化を図ることができる、などで生産コストを下げていることを説明しました。
■すまい・省エネゾーン
断熱窓と再生材料を用いた断熱材についてご案内し、一例として日本板硝子ビルディングプロダクツのブースで、コールドスプレーを使って真空二重ガラス窓「スペーシア」の断熱性能の高さを見ていただきました。
株式会社エクセルシャノンのブースでは、各種断熱ガラスやサッシの性能を実演装置で確認いただきました。金属サッシ、金属とプラスチックの複合サッシ、プラスチックサッシの結露状態の違いを見ていただきましたが、大きな違いがあることに驚いておられました。さらに、トリプルガラスの遮音効果の大きさも実演装置を使って体感いただきました。
協立エアテック株式会社のブースでは、家内外の空気がフィルターを介して熱交換される様子をモデル機を使って体験していただきましたが、効果の大きさに感心されていました。
東芝テック株式会社のブースではコピー機の実演を行い、印刷された文字が消え、しかも分別されて出てくることを確認していただきました。実際に文字が消えるのを目の当たりにして大変驚かれていました。また用途やフリクションペンとコピー機に使われているインクの違いについて説明しました。
■循環型社会形成推進ゾーン
循環型社会形成推進基本法と3Rについて確認した後、同法でリデュース、リユース、リサイクル、サーマルリカバリー、適正処理の順に優先順位が高く設定されていて、天然資源の過剰な消費を抑え、埋立地への最終処分量を減少させる目的があることを説明しました。
また発泡スチロールの減容化ブロックの意義について説明しました。その際、「このブロックは何に使われるのですか」というご質問をいただきました。しっかりお答えしましたが、ここに書くとネタバレになってしまいます。お知りになりたい方は、ぜひエコプラザまで足を運んでくださいね(笑)
株式会社インターアクションのブースでは、リレーバッグについて説明しました。バッグを色分けするというシンプルな方法でありながら、ごみを分別しやすくなっていることをご理解いただけたと思います。
■環境防災ゾーン
最初に環境と防災との関連についてお話し、各ブースの説明に入りました。
株式会社ネスト・ジャパンのブースでは、水に浸かると自動的にライフジャケットに変身するリュックサックをご紹介しました。動画を見ていただきましたが、水につかるとアッという間に浮き袋のように膨らむ様子に驚いておられました。
第一コンテク株式会社のブースでは、人力で浄水できる浄水器についてご紹介しました。地域の人たちの共助によって飲料水を確保できる仕組に感心されていました。
株式会社ヴェックのブースでは、持ち運べる蓄電池について説明しました。「防水性、耐衝撃性に優れていること」「1年間使わなくても放電が少ないので、充電せずにすぐに使えること」「太陽電池によっても充電できること」などを説明しました。また蓄電池が水に浮くのでボートにつないで牽引でき、結果的に人命を守ることになると説明しました。
■環境教育ゾーン
ミズノ株式会社のブースでは、またミズノ・グリーングレードという独自の環境配慮製品の認証制度について説明しました。また超臨界二酸化炭素による染色技術(ドライ・ダイ)で作られたTシャツを見ていただきました。まったく水を使わないことをお伝えしたところ、感心されておられました。
凸版印刷株式会社のブースでは、カート缶(紙製の缶)が生まれた経緯と間伐材を含めた国産材を30%以上使用していることを説明しました。その結果、森を守るための資金を得ることができるようになり、「収穫する‐植える‐育てる」というサイクルが実現したことを説明しました。また水で発電するマグネシウム空気電池についてもご説明しました。
以上、6つのゾーンをご覧いただきましたが、印象に残ったブースについて情報交換されている様子を拝見し、スタッフとしてとても嬉しく思いました。
『環境おじさん御饒舌(おしゃべり)会』に参加されたみなさん、どうもありがとうございました。
■エコマークゾーン
エコマークの意味とエコマーク商品として認証されるのに必要な要件について説明し、展示されている認証商品を見ていただきました。また最近は、ホテルやカーシェアリングなどのサービスでもエコマークが認証対象になっていることをお伝えしました。ちなみに、エコマークを取得されている株式会社スーパーホテル様は「エコ・ファーストin関西」のメンバーです。
■食と環境ゾーン
徳寿工業株式会社(植物工場)のブースでは、「なぜ植物工場が必要か」「メリット」「今後の課題と対策」について解説しました。「省エネがどんどん進んできていること」、「水の使用量が少ないこと」、「農薬を使わないこと」などを説明し、この技術が進化中であることを理解していただきました。
伊東電機株式会社のブースでは、まず同社の主力製品であるパワーモーラーについて説明し、その応用例として植物工場の入庫から出庫までの様子をご覧いただきました。①無人化することで人件費を削減できる、②段数を多くすることで単位面積当たりの収穫量を増やすことができる、③搬送ロボットを制御することで運搬の効率化を図ることができる、などで生産コストを下げていることを説明しました。
■すまい・省エネゾーン
断熱窓と再生材料を用いた断熱材についてご案内し、一例として日本板硝子ビルディングプロダクツのブースで、コールドスプレーを使って真空二重ガラス窓「スペーシア」の断熱性能の高さを見ていただきました。
株式会社エクセルシャノンのブースでは、各種断熱ガラスやサッシの性能を実演装置で確認いただきました。金属サッシ、金属とプラスチックの複合サッシ、プラスチックサッシの結露状態の違いを見ていただきましたが、大きな違いがあることに驚いておられました。さらに、トリプルガラスの遮音効果の大きさも実演装置を使って体感いただきました。
協立エアテック株式会社のブースでは、家内外の空気がフィルターを介して熱交換される様子をモデル機を使って体験していただきましたが、効果の大きさに感心されていました。
東芝テック株式会社のブースではコピー機の実演を行い、印刷された文字が消え、しかも分別されて出てくることを確認していただきました。実際に文字が消えるのを目の当たりにして大変驚かれていました。また用途やフリクションペンとコピー機に使われているインクの違いについて説明しました。
■循環型社会形成推進ゾーン
循環型社会形成推進基本法と3Rについて確認した後、同法でリデュース、リユース、リサイクル、サーマルリカバリー、適正処理の順に優先順位が高く設定されていて、天然資源の過剰な消費を抑え、埋立地への最終処分量を減少させる目的があることを説明しました。
また発泡スチロールの減容化ブロックの意義について説明しました。その際、「このブロックは何に使われるのですか」というご質問をいただきました。しっかりお答えしましたが、ここに書くとネタバレになってしまいます。お知りになりたい方は、ぜひエコプラザまで足を運んでくださいね(笑)
株式会社インターアクションのブースでは、リレーバッグについて説明しました。バッグを色分けするというシンプルな方法でありながら、ごみを分別しやすくなっていることをご理解いただけたと思います。
■環境防災ゾーン
最初に環境と防災との関連についてお話し、各ブースの説明に入りました。
株式会社ネスト・ジャパンのブースでは、水に浸かると自動的にライフジャケットに変身するリュックサックをご紹介しました。動画を見ていただきましたが、水につかるとアッという間に浮き袋のように膨らむ様子に驚いておられました。
第一コンテク株式会社のブースでは、人力で浄水できる浄水器についてご紹介しました。地域の人たちの共助によって飲料水を確保できる仕組に感心されていました。
株式会社ヴェックのブースでは、持ち運べる蓄電池について説明しました。「防水性、耐衝撃性に優れていること」「1年間使わなくても放電が少ないので、充電せずにすぐに使えること」「太陽電池によっても充電できること」などを説明しました。また蓄電池が水に浮くのでボートにつないで牽引でき、結果的に人命を守ることになると説明しました。
■環境教育ゾーン
ミズノ株式会社のブースでは、またミズノ・グリーングレードという独自の環境配慮製品の認証制度について説明しました。また超臨界二酸化炭素による染色技術(ドライ・ダイ)で作られたTシャツを見ていただきました。まったく水を使わないことをお伝えしたところ、感心されておられました。
凸版印刷株式会社のブースでは、カート缶(紙製の缶)が生まれた経緯と間伐材を含めた国産材を30%以上使用していることを説明しました。その結果、森を守るための資金を得ることができるようになり、「収穫する‐植える‐育てる」というサイクルが実現したことを説明しました。また水で発電するマグネシウム空気電池についてもご説明しました。
以上、6つのゾーンをご覧いただきましたが、印象に残ったブースについて情報交換されている様子を拝見し、スタッフとしてとても嬉しく思いました。
『環境おじさん御饒舌(おしゃべり)会』に参加されたみなさん、どうもありがとうございました。
by ecoplaza
| 2016-01-09 18:43